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訃報

  晩秋の色濃い日々、私の住んでいる団地の街路樹も落ち葉が目立ちます。

 先日、新聞の慶弔欄を見て「あ!〇〇さんが亡くなっている」と思わず声を出してしまいました。
去年までは、お元気で買い物に出たり、床屋に行ったり車いすの1人暮らしでも意欲的でした。
ただ今思い起こせば気になることはあったのです。 
それは元気なうちに、今までお世話になった方々に挨拶をしたいと云うことでしたので、当日私がお迎えに行くとその日は体調がよくないらしく、横になっておられました。
 また今度にしましょうか、とわたしが声を掛けると、いや今日必ず行くと言われ懸命に支度をなさったのです。
何か思うところがあったのでしょうか。
その後体調をくずされ入院したりしていたようですが、春先にはタクシーを利用して頂きお元気になられたと思っていたのですが、残念です。

  裏みせて表をみせて散るもみじ  ご冥福をお祈り致します。
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by kintountaxi | 2009-10-25 22:25

運動しなくちゃ

 「日々日々に時雨の降れば人老いぬ」 五十路を超えた私にとって、秋の夕暮れは物悲しさをいっそう感じさせます。まして小雨降る日はなおさらです。
 若い時は感じなかった体の衰えを意識し始めたのは、いつ頃からだったでしょうか。
2年ほど前、利用者さんを背負って2階まで階段を上り、そして下がる時膝がガクガクして手すりを持たなければ降りられなかった時がありました。 あまり利用者さんを背負うことはないのですが、まだまだ体力に自信があった私はそういう状態になったことで、非常に落ち込みました。

 でもこの仕事をする上で大切な気力を保つためには体力の維持がかかせません。落ち込んではいられないのですが。
 この時、タクシー稼業を少しでも長く続けたいと思う私は、積極的に体力維持をはかろうと思ったのです。

 そう思ってはや2年やってることと言えば、セサミン飲むぐらいです。
            軟弱!
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by kintountaxi | 2009-10-18 23:21

急な依頼に思うこと

  静かな静かな里の秋、体育の日も穏やかに暮れていきます。

 私の仕事は、日中がほとんどですが、まれに夜中動く時もあるのです。まあ夜中でも予約していただければ問題はないのですが、急な依頼が困るのです。
当日は午後6時までとしているので、おのずと断ることになるのですが、大変申し訳なく思います。
夜電話してくるということは、緊急な場合が多いと思うのですがやはり救急車を呼んでもらうのがベストです。 
 しかしここで問題が一つ、そうです救急車で運ばれたすべての方が入院するわけではなく、点滴等の処置により回復し、当日自宅にもどらなければならない場合です。 
一般タクシーに乗れればいいのですが、車いすを利用しなければならない場合は、夜中に介護タクシーや福祉タクシーを探すのは大変苦労するとのこと。何か良い方法はないんでしょうか。 
 
  私にしてみれば、普段利用していただいている利用者さんからの依頼であれば、できる限り受けたいとは思いますが、なにせ一人ですので限界はあるのです。
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by kintountaxi | 2009-10-12 17:18

秋の夜長に思うこと

 「人は思い出に生きるもの」 と云いますが、背中から聞こえてくる利用者さんの若いころの記憶は、鮮明です。問わず語りに話す内容は、自分が元気だった頃のことを昨日のことの様に話すのです。私は黙って頷くのです。そして身障者の方であれば自分が障がいを受けた時の事を話してくれるのです。
 
 自分の身体が突然、病気や事故により思うようにならなくなった時、それに伴う様々な葛藤を克服するまで1年から2年はかかるといいます。そして、そこから新たな生きがいを見つけるには、もっと時間が必要になるとのこと。
人間だれしも自分が障がい者になるとは想像すらしないであろう、しかし話をしてくれた多くの利用者さんは、それは突然だったといいます。そのことは人の世の無常を強く意識すると共に、日々精一杯生きることの大切さを教えてくれるのです。
 
人間は1人では生きていけない、身障者だけではなく健常者にもいえること、社会で生きるということはお互い支え合うことなのですから。
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by kintountaxi | 2009-10-05 00:25