ケアドライバーの独り言

清涼剤？

　11月もあと1日、盛岡は寒暖の差が激しく利用者さんは体調を維持するのが大変だとボヤいています。
そんな中、大阪では風雲児橋下氏率いる維新の会が府知事、大阪市長選に勝利したようです。
　自ら、政策を実行するため府知事を辞し、市長選に打って出た橋下氏の行動力と「既得権益を守ろうとする勢力を駆逐する」と云ったフレーズが、閉塞感を感じる人々に共感された結果なのでしょう。
　既得権益者の踏み台にされ人生の辛酸をなめて来た大多数の庶民には一服の清涼剤になったのはまちがいないのです。

反省

　盛岡周辺も稲刈りがほとんど終わり、そろそろ冬支度に入る頃になりました。
そんな中、先日ある施設から出入り禁止処分をうけてしまいました。罪名は飲酒ほう助、施設内での飲酒は禁止されていたのを、利用者さんから頼まれ断りきれずお酒を届けてしまったのです。

　まあその利用者さんとは、私が開業以来の付き合いでここに入所するまでの経緯や、色々な話を聞き事情も分かっていたので、その胸の内を思うと　（飲まずにはいられないのだろう）、　と思ったのです。結果的に本人に責任をもたなければならない施設の職員の方々に大変ご迷惑をおかけしたと反省しております。

　　人は他人に自分の身を委ねて生きなければならないとき、その覚悟を持つまでどれほどの涙を流すのでしょうか。

今回の選挙に思うこと

　曇天の盛岡、涼しい日が続いています。今週に入り市議会の選挙戦が始まっています、街中を走る各候補の街宣車も今回はさすがに遠慮がちに見えます。
　選挙どころではないと云う意見もある中、節度を持って活動しているのでしょうか、まあ好感はもてるのです。
これからの市議会、県議会、知事選の選挙ほど私たちにとって大事な選挙はないのです。被災地の復興を託す議員、首長を選ばなければならないのですから、よくよく考えて選びたいものです。

　あの震災後、現地で命を賭けて多くの人々が救援、復旧活動に従事している時、国会で与党や野党の国会議員達は何をしていたか、私たちは忘れてはならないのです。

子供が心配

　盛岡はここ4.5日涼しい風が吹く日が続いています。
朝はかなり涼しく感じお盆過ぎの天気のようです。
　そんな中テレビから流れてくるニュースは福島原発の放射能汚染に関して、ついに汚染された稲わらを食べた和牛が全国に流通してしまったとのこと。今の政府の無能ぶりがここに窮まったかんじです。3月の事故以来何の根拠もないのに心配ないと、大本営発表を繰り返した政府の責任は甚大なのです。
　
　ここ盛岡にいての心地よい南風も、干天の慈雨も放射性物質が混じっていると思うととても平静ではいられません。利用者さんとは、我々みたいな年寄はともかく、若い人特に子供の安全をどう確保するのか、さっぱり見えてこないのが残念だと話してます。

苦言

　6月も19日になるのに、まだ盛岡は梅雨入りしていません。
今日も清々しい天気が続いています。
　先日ある銀行の身障者用の駐車スペースに戸惑いました。なんと傾斜があるのです、福祉車両はリフトやスロープ仕様になっているので平坦な場所に造るのが基本の基のはずですが、ただスペースがあればいいという安易な考えなんでしょうね、そこには車椅子利用者さんや身障者さんへの配慮はまったく感じられないのです。
　この銀行の夕顔瀬支店は最近新築移転したとかで建物はりっぱなのですけど？。

　またいつも思うのは老舗のデパートの周りに安心して介護タクシーを停めれるスペースがないことです、これ見よがしのりっぱな大型シャトルバスの停車場は正面にあるのに、その間隙をぬって停めている状況なのです、一事が万事と云うけれど盛岡を代表するデパートの現状です。
　おのずと郊外のショピングセンターにいちゃいますよね！